皆さんこんにちは!アジング、メバリング、淡水からオフショアまでやり、今年は渓流までも始めてしまったこーじゅです(^o^)v
川のせせらぎ、鳥の鳴き声など普段とは違うロケーションの中で美しい魚に出会った瞬間が忘れられない( *´艸`)
今日はそんな自然をと釣り道具の調和を目指しているメーカーをご紹介します。
diggrip(ディググリップ)

『100年生きた木を、同じだけ100年使っていきたい』をコンセプトに木をロッドの一部とし、道具を育てていくことを大切にしているメーカーです。
豊かな森の循環の中で生まれた、Wood Material。
それは、温もり、安らぎ、そして私たちが自然の一部であることを教えてくれる。
自然の素材を使う意味を肌で感じて欲しい。木と出会い、語り合い、試行錯誤の上、磨き上げていく diggrip。
手削りならではの形の違いや木目の個性と出会い、天然素材ならではの質感を感じながら、世界に一本だけのロッド制作にお使いください。
diggrip HPより引用
すべて一から設計し、基本的にロッドのグリップ部分をコルクやEVAではなく手作業で木材から削り出し、唯一無二の道具を製作していてます。リールのハンドルノブも現在開発中ですのでそっちはお楽しみに(‘◇’)ゞ


道具は新品が一番綺麗な状態ではなく、使い込めば使い込んだだけ木が所有者の汗、水、土、汚れ、傷、思い出などを吸い込み、その道具が役目を終える時が一番美しい状態であるように育てていく、そんな思いが伝わってきます。
どうやったら作れるの?
もし気になるデザインの物があったらHPの問い合わせフォームからまず連絡をしてください。
HP上では【SOLD OUT】となっているものが多いが、在庫を持たず注文が入ってから作製に入るためそのようになっているようです。
『なんだー。いつも売り切れになってるじゃん。』とならずにまずはコンタクトを取ってみてください(^^)

今月からシマヤ釣具さんではdiggripのライトゲームクラスのウッドグリップも店頭に並ぶことになりました(^^)
近くにお住まいの方は実物もみてみてください!
木の種類と仕上がり
作りたいと思ったら作りたい木の種類を選択しよう!木の種類がわからない or 自分が探してきた木が良い、などどんどん問い合わせしてみてください(*^^*)制作者の方は優しく相談に乗ってくれますよ!
木の種類が決まったら最後の仕上げの部分。オイルフィニッシュ、スタビライズドが選べます。
[オイルフィニッシュ]
1番木材の良さを感じられる方法です。木材の質感や温もりなどがダイレクトに感じられ、ウレタンコーティングのような滑る感覚はありません。しかし、コーティングの塗膜がない故オイルが抜けてくるので、オイルやワックスをすり込むなど定期的にメンテナンスを楽しめるような方にはぴったりです。オイルフィニッシュ特有の道具を育てる感覚や木材の経年変化をお楽しみください。
[スタビライズド加工]
スタビライズド(Stabilized)とは、”安定化”という意味です。木材は性質上、気温や湿度などにより微量に動きます。これは木材のいいところであり、使いずらいところでもあります。この加工は、限界まで乾燥させた木材に高圧力で樹脂を浸透させ、硬化させる手法です。専門的で難しい処理をしなければなりませんが、ウッドグリップはスレや水に強くなり、導管内に樹脂が浸透してること故に、木材は安定しています。メンテナンスフリーとまではいきませんが、頻繁に使うような方や、過酷な環境で使いたい方にお勧めです。加工に手間がかかりますが、自然と人工物のあいまった美しさを感じられます。


そこまで決まったらあとはどんな木目で仕上がってくるか楽しみにまちましょう(^^)b
グリップ部分を木製にするとEVAに比べて手の感度が上がります。自分もdiggripのグリップでロッドを作りましたが感覚的にはアーバー(リールシートをブランクスと接続する素材、部品)無しで試行錯誤し作ったかいがありカーボンに勝るとも劣らない感度だと思いました。
さらには、木というマテリアルを使うことにより手元に重心がありアジングなどのロッドを立ててする釣りが楽になります。手に軽く握るだけで勝手にロッド自身が立つからです。手元が軽いとロッドの穂先が重く感じロッドを持ち上げるような感覚になってしまいますが、このグリップは無駄な力を使わず操作する力を入力するだけ。そんな感覚です。
こればかりは使って貰わないとわからないですが、それを置いておいても木のグリップって何よりやっぱりカッコいいです。

同じ木から作っても木目が違うから表情が違う。人と被らない。世界でひとつだけの自分だけのオリジナル。
そんなウッドグリップを使い、自分だけのロッドを作ってみてはいかがでしょうか?毎日の釣りがさらに楽しくなりますよ!今日はそんなところで(*^^*)
最後までありがとうございました!それではまた( ・`д・´)キリッ