何故、私がシーバスゲームにおいて太糸を使うのか

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自己紹介

鹿児島で山豊テグスのフィールドスタッフをしています!こばっちです!


僕は基本夜勤の日以外はほぼ釣りに出ています。年間少なくて280日~300日といったところかと思いますが、

そんな連続釣行を十数年続けているうちに、釣糸に拘りというか、経験として実感していることがあります。
九州や干満の潮位差のある地域や流域による速い流速というのを魚を探すにあたって、
流れから手元に伝わる抵抗感と流れもとに目で見える変化を頼りに、魚をキャッチするうえで非常に重要なカギとしています。
そんな中、僕が拘っている、太いラインを使用する点とドリフトの釣りでのメリットに着目して頂くべく書いてみたいと思います!

せっかくなので、僕が聞かれることがいつも使用しているPEラインについて

それがこちらの

PEレジンシェラー8

実際のPEライン自体の方はというと

明るいライトブルーカラーです!

見た感じでもハッキリと目立つ色ですよね☆

かなり視認性が重視された拘りのあるラインだということが言えます☆


ラインのシルキー8本編みらしいしなやかさが出てきて、よりスピニングリールで扱いやすい仕様です!

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どのメーカーさんでも4本より編みの細かい8本編みの方が質感的にシルキーなのは実感されてる方が多いかと思いますが、

是非シルキーなガイド抜けが良く、さわり心地の良いPEレジンシェラー8を店頭でご覧になって頂きたいです☆

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) PEレジンシェラー8
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太いラインのメリット

昨年に高校生の方からメッセージを頂いて、PEラインは何号使ってるんですか?って訪ねられたのを思い出したのですが、
『PEは基本2.0号です』とお答えしたところ、 『スピニングですよね?俺0.8号で95cm釣ってますよ!その太さだとルアー飛ばなくないですか?』っと、、、、


太いラインで釣るのと、細いラインで釣るのと、どちらがスゴいとかは釣りの方法次第だと思うのでわからないけれど、

そこは投げるルアーや重さが影響する部分が大きい気がしたのですが
釣り方で重視する視点が人それぞれ違うので強気では答えられないところです。

いろいろ使いながら2.0号が良い!と行き着いたのは確かな自分なりのメリットを感じたからです。


僕がルアーの中で一番好きで、得意とするルアーはシンキングペンシルです。
僕がスピニングタックルでありながら太糸を使用するのは、このマニュアル操作感の要素が高いシンキングペンシルや沈んでいくルアーを上手く操作するためにあります。

ドリフトの際に速い流速を太糸のラインスラッグに当てることでウエイトのあるシンキングペンシルでも、ラインが横の抵抗を受ける分、レンジを入れすぎずに流せる、
ウエイトの軽いシンキングペンシルは尚更ラインスラックに当たる流れの抵抗を感じやすく、よりラインの抵抗感だけでダウン向きにひっぱられて、その抵抗でルアーが動いてくれるため、よりワイドにより流せる。

 レンジが入っているかもと感じた時に流れの抵抗を利用してロッドなり、リトリーブなりで抵抗を加えてルアーを浮かし上げることができること、
細糸より流しの放物線がキレイになり、ライン先行形のふくらみを作りやすく感じやすい。

このルアーのシーバスゲームにおいて、もはや【流す】という釣り方は必須なわけで!

その【流す】【動かす】【感じる】という釣法ではこのメリットが一番発揮できます。
では太糸PEのメリットをまとめてみますと
太糸だとワイドに流せる

太糸だと浮かせ(上昇)られる

手元に抵抗感が伝わりやすい
ラインの視認性が上がる ラインが長持ちする
ラインの劣化を確認しやすい
ロッド本来の特徴を発揮できる
スローな釣りに向く
根掛かりの回収率が高い

これらのメリットを抜群に活用できる釣りが
ズバリ

ナイトゲーム


ですが、PEラインに仕事をさせることがメリットであり、太糸に合わせてわざわざリーダーまで太くする必要はないと思っています。

僕はシーバスゲームではPEは2.0号の太糸を使用していますが、リーダーは16~22lbまでと、皆さんと同じで普通だと思っています!

ただレンジを入れる釣り、沈める必要のあるオフショアの釣りや、港湾の縦のバーチカルな釣り、それらの角度のあるシチュエーションにおいては圧倒的に細いラインの方が利点があるように思いますね。


縦の沈める釣りでは、縦の操作性の感覚を手元に伝えるためと、アクション時やフォール時に魚のバイトを感じるという感度が必要なので、ルアーとティップが一直線で張られている状態が必要です。
河川での流される横の釣りとは違い、水深のある縦の釣りにおいては、感度の面でラインに掛かる抵抗と歪みが少ない方が良いからです。

よって 縦の落とす釣りは細糸 、横の流す釣りは太糸 が適していると僕は思っています!
号数による飛距離の違いとしては、特別にPEの1.5号より2.0号を投げ比べてみて正直、そこまで飛距離が劣るとは思わないです。

ただ、1.5号と2.5号では僅かに18グラム以下のプラグでは飛距離に影響する放出に抵抗が生まれているように思いました。 
ルアーのタイプとウエイトの違いは仕方ないにしても、あとはロッドの硬さとガイドの大きさ次第です。

ウエイトのあるルアーを使用される場合に至ってはそこまで飛距離に影響しないように感じています。

ナイトゲームのようなスローなシーバスゲームでは太糸の利点が大きく。このように太糸は逆に流れの抵抗を利用しやすい利点が増えると実感しています。 
この太糸のメリットについてはベイトタックルで太糸を使用してシーバスをされる方だとイメージしやすく、ご理解頂けるかもしれません(^o^) 

PEレジンシェラー4

ベイトアングラーの方々に人気となっているPEレジンシェラーの4本編み

ヤマトヨテグス(YAMATOYO) PEレジンシェラー8

4本編みのレジンシェラーはシルバーとオレンジの2色のラインナップです。

ショアジギングPE

もう一つ僕的にベイトアングラーの方におすすめなのが、このショアジギングPEです!

グレーの一色となっていて、スタンダードな張り感が僕の中でスピニングとベイト両方で感触が良く使いやすいです!

リーダーはこれ

付け添えですが、私が普段使用しているショックリーダーはFLUORO SHOCK LEADERを利用しています!
 なんとAmazonで日本一売れているリーダー!

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 普段は16lb~22lbを使用していますが、
山豊テグスのFLUORO SHOCK LEADERの特徴としては近年では他社製品は硬いものが多い中、とても軟らかくて結びやすく使いやすいのが特徴です。

ヤマトヨテグス(YAMATOYO)  ショックリーダー一覧

最近では紫外線に反応する蛍光紫のナイロンショックリーダーも発売になっています!

ヤマトヨテグス(YAMATOYO)  ナイロンリーダー一覧

なんといってもパッケージのコストパフォーマンスに成功し、ワンコインで買えるという安価であってもラインの製造は釣り人のため、という配慮を忘れません。

こんな感じでダラダラと僕の思う太糸のPEラインを使うメリットとせっかくなのでおすすめのラインナップをを紹介をさせていただきました☆
お付き合いありがとうございました!

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この記事を書いた人

年間釣行が約300日というフィールドワークを欠かさない努力の苦労人、釣り仲間からの信頼も厚くいつしか『旦那』と呼ばれるほど愛されている。 プロレスラーのような見た目とはギャップのある優しい声が魅力だったり!?(笑) 鹿児島から九州の釣りを盛り上げるべく、大会やイベント、清掃活動を企画・開催し、アングラー同士の交流の場を作り、フィールド以外でも積極的に活動している。愛称は『こばっち』