サーフで釣りをしてみよう!装備 タックル編

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サーフで釣りをしてみよう

サーフで釣りをしてみよう【前編】ではサーフでどう釣りをすれば良いかを説明したんですが、次は装備やタックル等の説明をしようと思います。

自分の場合は普段のシーバス釣りと兼用出来るものばかりですが、宮崎サーフに通った視点から説明して行きたいと思います。

ロッド

オンとオフの差が激しい宮崎県。

これはサーフだけではなく河川中や磯でも感じるが、サーフは兎に角差が凄い。毎投イワシやグチが掛かるような時もあれば、まるで水抜きした後の野池かと思う時も多々ある。

だからか、宮崎サーフでは専用ロッドは意外にも少なく、人気なのは10ft前後、MHクラスのシーバスロッドかライトショアジギングロッドのMクラス。

ただ、専用ロッドのメリットは非常に大きいので、しっかり通い込みたい人はこちらを候補に入れて欲しい。

自分が実感したのは…サーフへ通い込み出した時に使っていたロッドはGクラフト モンスタージェッティー1002TR。キャストウエイトはMAX 40g、ベストウェイト26g。張りもあってシーバスには少し強過ぎる気がするくらいだが、サーフでは波打ち際近くなってきたり、ピックアップ寸前では少しだけ頼りなく感じてしまうが、MAX 42g ベストウェイト28gと大差はない、同じくGクラフトのモンスターサーフ1052TRではバットパワーからか、不安がないんだ。

そんな所からロッドを変更した経緯がある。

結局買ったのはゼノモーフだが、サーフで沢山テストされたロッドだけに買い換えてよかったと思っている。

サーフ専用ロッド

NESSA XR

シマノHPより引用
シマノ ネッサ XR S104M

シマノのベーシックサーフモデル。

シーバスロッドとの違いと言えば…ティップは大差ないが、バット径がかなり太く不意に来る青物とのファイトや、強い引き波にも負けない力強さと、ヒラメや鱸のショートバイトを拾える繊細さを兼ね揃える。軽量で感度も高く非常に高水準なロッドです。

お勧めの番手はS104M。

ヒラメはバレる事の多い魚なので、バットパワーの強いNESSA XRでMHクラスを使うメリットがあまりない。

ただ、ステンレスガイドなので塩分濃度の濃いサーフでの釣りは錆に注意したいが、チタンフレームよりステンレスフレームの方が強度が高いので一長一短だが、個人的には…錆びない、軽いチタンガイドがお勧めだ。

上位モデルのエクスチューンになればチタンフレームsic、リミテッドになればトルザイトガイド(トップガイドはsicリング)になるが値段は約1.5〜2倍ハネ上がる。ただ、正直上位モデルを買って後悔する事はないと思います。

なので自分のお勧めは

NESSA XTUNE

シマノHPより引用
シマノ ロッド ’20 ネッサ エクスチューン S104M

同じくS104Mがお勧めです。

DAIWA OVER THERE

ダイワからもオーバーゼアなんて格好いい名前のロッドが出ており人気が少しずつ出てきています。

ダイワHPより引用

ダイワの高橋ミッチーさんが昨年2月にJGFA30lbクラス オオニベの日本記録をキャッチし話題となった。

オーバーゼア。。格好いいですよね。。

ダイワのミッチーさんが使用したタックルはオーバーゼアAIR 1010M/MH。

10ft10inのロングロッドですが、個人的にはアクションや取り回しの都合で103Mがお勧めです。

DAIWA ショアジグロッドダイワ オ-バ-ゼア AIR 103M

シーバスロッド

シーズンの短い宮崎サーフで一番使われているのは正直シーバスロッド。

少し強めの番手を選べば十分使えるんです。

オオニベの場合、リフト&フォールを多用する事や、河口エリアまで視野に入れると意外にもシーバスロッドの利点が多く、M〜MHクラスのロッドを購入し、オフシーズンはシーバスのデイゲームやライトショアジギングロッドに使っても良いかと思います。

個人的にお勧めなのは

シマノHPより引用

プロアングラーの強い味付けがされたエクスセンスより使う場所を選ばない汎用モデルなので外れはなく、安くはないロッドですが、質からのコスパ考えると非常に良いモデルです。

【シマノ】2020 ルナミス S100M

前モデルはトルザイトガイドだったが、材料費高騰+ガイド不足からか、チタンフレームsicリングになってしまったのが少し残念だが、個人的にチタンガイドなら十分。そして、癖の無い非常に良いロッドです。

番手は100Mがお勧めです。

Mでもなかなか強いロッドなのでサーフではMがベスト。デイゲームのシーバスや中型ベイト以上の時に重宝するロッドですが、小型青物、オオニベにもしっかり対応出来る。

宮崎の友人一井君の愛用ロッド

何度も大型ヒラメやオオニベを釣っている通称イッチー。

非常に軽いがパワーもあるのでシーバスロッドではこれがお勧めだ。

リール

シマノ ツインパワー

シマノHPより引用

リールに負荷の掛かる釣りなので、耐久性重視のツインパワーがお勧めです。一日中投げる事が多いのでSWモデルより無印、もしくはXDが良い。

番手は4000XG〜5000XGがお勧めです。

シマノ ツインパワー C5000XG

ダイワ セルテート

ダイワHPより引用

同じく耐久性に定評のあり、昨年ミッチーさんもオオニベで使用したセルテート。番手はLT4000-CXHかLT5000D-CXHがお勧めです。

セルテート LT5000D-CXH

ゲームベスト

これは基本的に何でも良いかと思いますが、個人的にお勧めなのはRBB

リバレイHPより引用
RBB ゲームベスト☆一覧☆

壊れにくく使いやすい。そしてRBBをお勧めするのがこれ

同じくリバレイHPより引用

RBBサーフサポーター。

fimoTVより切り抜き 引用

これは良い!一日中サーフで投げていると肩への負担って凄く大きいので、ゲームベストにルアーを沢山入れて圧迫すると少しずつ辛くなってくるのでこれは楽になると思います。

RBBの場合、既存の腰サポーターや股紐の代わりにこれを装着出来るのでお勧めのツールです。

ウェーダー

まず長さですが、ウェーダーは脚だけをカバーする【ヒップウェーダー】から腰までカバーする【ウエストハイウェーダー】胸元までカバーする【チェストハイウェーダー】があるんですが、チェストハイウェーダーが良い。

投げるだけならヒップウェーダーでも大丈夫かも知れないが、魚を洗ったりリリースしたりする時に苦労するので、チェストハイにしよう。

ソール(靴底)

ざっくりとサーフで使うソールは

砂浜のみの場合はラジアルソール

河口エリアはテトラを歩く事が少しでもある場合等はフェルトピン(フェルトスパイク)が良い

ストッキングタイプは正直、靴の中に砂が入ると気持ち悪く歩きにくいのでお勧めしない。砂でネオプレーン部分も摩耗してしまうので不向きだ。

総じて…使い回しとフィールドがわからないと考えるならフェルトピンが無難です。

お勧めのウェーダー

DRESSチェストハイウェーダー フェルトスパイク

安価かつ頑丈なナイロンウェーダー。スパイクもしっかりしているのでテトラを越える場合も安心で補修も簡単です。

DRESSチェストハイウェーダー フェルトスパイク☆サイズ一覧☆

RBB ハイブリッドウェーダー

膝から上は蒸れにくい透湿防水素材、ダメージの多いヒザ下は強度の高いナイロン(PVC防水加工、無透湿)素材を採用している為、快適性と強度を両立している。

RBB ハイブリッドウェーダー☆サイズ一覧☆

RBB ZIPチェストハイウェーダー

かなり高いウェーダーです。ZIP以外はハイブリッドウェーダーと殆ど同じなんですが、一度ZIPウェーダーを使うと…とにかく楽!

トイレが楽!とは良く聞くが、自分が感じるのは準備がかなり早い。脱いで着て。肩紐を外さず脱着出来る。それで兎に角早くなるんです。

ちなみにファスナーからの浸水は一度もない。

RBBは修理も出来るので一生物…は言い過ぎかもしれないが、思い切って買うのもアリだと思います。

ウェーダーに関しては近々ちゃんとした記事を書こうと思います。

リバレイ RBB ZIPクロロプレンウェーダー ☆サイズ一覧☆

あると便利ツール

マズメ サーフロッドスタンド

マズメHPより引用

これがないと休憩もままならない。砂噛みしたリールは使えたもんじゃない。

適当に置いたロッドが倒れて砂まみれになれば即オーバーホール行きに成りかねないので、これをライフジャケットに装備していくのが良いんです。

サーフの楽しみは休憩にあると言っても過言ではないので是非持って行って欲しい。

ロッド置けないとちょっとしんどい。

色々と紹介してみましたが、最初はある物で挑戦で良いかと思います。一度やってみて、自分で必要だと感じた物を揃える。それが一番だと思っています。経験するのが一番の近道です。

よく何してるかわからないと言われるサーフですが…やってみると本当に楽しい釣りなんです。

近くにサーフがある方は是非挑戦してみて下さいきっとハマるはずです。

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この記事を書いた人

元々シーバスアングラーだが、近年は魚種に拘らず
アカメ、オオニベ等の大物から鯵まで、楽しい釣りはなんでもやる主義。